サポート
概要
- 割注ルビエクステンションとはなんですか
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Adobe Illustratorの割注機能を使って、ルビ作成を実現するエクステンションです。
- 割注ルビを使うメリットはなんですか
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割注機能を活用して、手作業でルビを作成することに比べ、格段に速く正確なルビを作成できます。HTMLなど、マークアップされたテキストが用意できる場合は、「タグから割注ルビを作成」を使用して、圧倒的に速くルビ作成ができます。
割注ルビ
- 割注ルビ パネルの構成
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ルビ注釈の入力欄: ルビ注釈を入力します。
選択したルビ親文字: ドキュメントで選択したテキストが表示されます。全体が表示されるよう、自動で拡大縮小します。
文字スタイルを使用: ルビとルビ親文字に文字スタイルを自動生成し、適用します。
割注行間: ルビと親文字の間隔を指定します。1pt単位で端数は使えません。
ルビの縮小率: ルビ親文字サイズに対する、ルビサイズの比率です。50%は親文字の半分の大きさです。
ルビサイズの範囲: テキストサイズが大きいまたは小さい場合でも、ルビのサイズはルビサイズの範囲内に収められます。小さすぎて可読性を損なったり、タイトルなどでルビが大きくなりすぎるのを防ぎます。
- 割注ルビが見つかりません
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メニューの「ウィンドウ > エクステンション > 割注ルビ」から開いてください。
- 文字スタイルを使用とはどのようなものですか
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「文字スタイルを使用」で「使用しない」以外を選択した場合は、ルビと親文字それぞれに文字スタイルを作成・適用してルビを作成します。「使用しない」を使用する場合が、書式設定がもっとも正確になりますが、動作が遅くなります。
タグから割注ルビを作成
- タグから割注ルビを作成 パネルの構成
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プリセット: あらかじめ登録してあるプリセットと後から追加したプリセットが一覧されます。
ルビタグ: ルビを作成するテキスト部分を指定するタグです。
ルビ注釈: ルビ注釈部分を指定するタグです。
ルビ括弧: HTMLなどで、ルビに対応しない環境のための代替表示用文字のタグです。このエクステンションではこの要素を使用せず削除します。
- タグから割注ルビを作成が見つかりません
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メニューの「ウィンドウ > エクステンション > タグから割注ルビを作成」から開いてください。
- 設定できるタグの語順に制限はありますか
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HTMLのルビタグを同じ語順です。閉じタグは必ず必要です。参考 https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTML/Element/ruby
- 一つのルビタグの中に、複数のルビ注釈と親文字を含むことができますか
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可能です。
ルビタグに1対のルビ注釈と親文字を含む例
ルビタグに複数のルビ注釈と親文字を含む例
- 文字スタイルを使用のオプションごとの違いはなんですか
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使用しない
ルビ作成の際、書式設定を直接行います。もっとも正確に書式設定しますが、動作が遅くなります。
文字スタイルを変更しません
カスタム段落スタイル名を基準に作成
標準段落スタイルをのぞく、段落スタイルが適用されている場合に、ルビ「文字スタイル」を作成・適用してルビを作成します。ルビ文字スタイルには選択中のテキストの書式を登録します。段落スタイル名を基準にルビ文字スタイル名を命名しますが、段落スタイルの書式は参照しません。段落スタイルを適用して、それとは異なるフォントや文字色を変更するなど書式を変更している箇所のルビも、文字スタイル登録時の書式で上書きされます。ルビと親文字でフォントを変えるなど、ルビ作成後に調整が必要な場合に便利です。また、動作が高速です。標準段落スタイルの箇所は直接書式設定します。
ルビには段落スタイル名を基にした文字スタイルを適用します
すべての段落スタイル名を基準に作成(標準スタイルを含む)
標準段落スタイルを含め、ルビ「文字スタイル」を作成・適用してルビを作成します。標準段落スタイルの場合は、文字サイズ・フォントや文字色などを基準にしたスタイル名で登録します。もっとも動作が高速です。
カスタム文字スタイル名を基準に作成
標準文字スタイルをのぞく、文字スタイルが適用されている場合に、ルビ文字スタイルを作成・適用してルビを作成します。適用されていた文字スタイル名を基準にルビ文字スタイル名を命名します。動作が高速です。
ルビには文字スタイル名を基にした文字スタイルを適用します。標準文字スタイル部分は文字スタイルを変更しません
すべての文字スタイル名を基準に作成(標準スタイルを含む)
標準文字スタイルを含め、ルビ文字スタイルを作成・適用してルビを作成します。標準文字スタイルの場合は、文字サイズ・フォントや文字色などを基準にしたスタイル名で登録します。もっとも動作が高速です。
- 複数の書式が混在するテキストを一括してルビ作成するとどうなりますか
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割注ルビは、複数の書式が混在するテキストを処理できますが、一部制限があります。たとえば、複数の親文字があるルビで、親文字1文字ずつ書式が異なる場合などは、先頭の文字の書式に統一されます。この場合は、書式が変わる部分ごとにテキストを選択してルビを作成してください。
元のタグテキスト
すべてのテキストを選択して作成した例。書式が正しく適用されません
ルビタグごとに選択して作成した例。期待通りに作成できます
トラブルシューティング
共通
- ルビを作成すると行間がまちまちになってしまいます
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横組みの場合は、段落パネルのパネルメニューから「欧文ベースライン基準の行送り」を選択します。縦組みの場合は簡単に修正する方法はありませんが、対処方法があります。ルビがない行の適当な文字に、ルビ注釈に「スペース」を入れてルビを作成します。
不揃いな行間になっている例
行間が揃うように対策した例
- ルビを解除するにはどうしたらいいですか
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直前に作成したルビであれば、取り消しが可能です。
そうでない場合は、ルビの割注を解除し、ルビ注釈を削除し、文字サイズやベースラインをほかのテキストに合わせます。もっと簡単な方法もあります。ルビ親文字をカットし、ルビ注釈を削除します。その後、カーソルを移動するなどして、ほかのテキストの書式が適用されるようにしてから、書式なしでペーストします。
- 割注を適用してある箇所では、正しくルビが作成されません
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ルビ作成を取り消してから、割注を解除したのち、ルビを作成してください。
- ルビとルビの間にあるテキストを削除すると、ルビのレイアウトが崩れてしまいます
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ルビを解除してから、再度作成してください。
タグから割注ルビを作成
- ルビ設定の文字スタイルを使用を「段落スタイル名基準」にすると、混在した書式で正しくルビが作成できません
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このような場合は、「文字スタイル名基準」か「使用しない」を選んでください。
「段落スタイル名基準」では「赤文字」部分の書式を上書きします。
「文字スタイル名基準」や「使用しない」は「赤文字」部分の書式を保持します。